こんにちは、永理です。
今回は、この「まんが道」の仲間との共同企画に乗ってみました。
こちら。
みんなで「走れメロス」を漫画にしよう!という。
正確には、漫画の設計図である「ネーム」までで、内容も「冒頭から、王に会うところくらいまで」ということですが。
ちなみに原作はこちら。著作権がきれているのでKindleで無料で読めます。よかったらどうぞ。
マンガの描き方について、少し知識がある方は知っているかもしれませんが、どのページのどのあたりにどんなセリフや絵を配置するのかを決めていくのがネーム作業になります。
頭の中のストーリーやイメージを具体化して、いい感じに配置するのはなかなか骨が折れます。苦手だ。
というわけで、修行です。訓練です。
いろんな人が同じ作品に同時に取り組めば、各自の個性も際立って面白いですよね。
そして、チャレンジした結果。
まずは、いつもの自分のネームから。
わたしが自分しか見ない前提でネームを描くと、こんなかんじ。
これはわりと丁寧に書いた方ですが、よくわからないですよね。自分でもこの状態で長い間放置すると何を書こうとしたかわからなくなるので、忘れないうちに次の工程に進まなくてはなりません。
今回は企画として公開するため、丁寧に書き直しました。
原作のインパクトある書き出し「メロスは激怒した」をぜひとも使いたくてこのように。
小説だと地の文で説明されているところを会話にして状況説明。若干説明台詞になってしまってるかしら。大丈夫かな。
この最後のページが書きたくて、ここまでがんばった。でも電子書籍のことを考えると見開きで真ん中に絵がある構成は今後あまりよくないのかも。
思ったより大変でした。なんかね、もうこれ半分、ラフに下絵はいってるじゃんて。枠線もひいてあるしテキストも打ってあるしな。
しかし、この後きちんと描いて、ちゃんとした漫画っぽくするには一枚あたり半日〜1日くらいかかります。(わたしの場合)
ほんといつも思うけれど、まんがは読むのは一瞬でも、描く労力は相当かかります。
だからなに、ってこともないんですけど!
他の人は、オリジナリティあふれるアレンジをされてて、おーー!と思ってましたが、わたしは比較的原作に忠実めな構成で組み立てております。いかがでしたでしょーか。
面白かったし勉強になったから、またやりたいかも!
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ふわっと自由に生きています。二次創作の同人活動をしながらオリジナル作品制作の技を磨く日々。
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最後のコマの擬音はなくていいと感じます。
説明台詞になってしまってるか等々を気にしながら書かれているというのは、解説がなければ遅読な読み手の私にも察せられません。そういう意味じゃ、本当に、読むのは一瞬。なんですよね。
丁寧なよい記事みせていただきました
ひなぼっっじさん> 記事やネームを読んでくださってありがとうございます。説明台詞については特に気にならなかったようなのでそこはよかったです。最後の擬音についても、そうですね。なくても大丈夫ですね。フィードバックいただき参考になりました。ありがとうございます。