「漫画を描く」というとクリエイティブなイメージがあって、「タスク管理」といった仕事術的なものは合わないのでは?と思う人も少なからずいると思います。

実際、超人気漫画家と呼ばれる漫画家の方々や、ひらめきをベースに描くことを身上とするアーティスト系の人は、そうなのかもしれません。

ですが、僕のように、会社員をやりながら、兼業で漫画を描いている人にとっては、ひらめきよりも何よりも、平日の朝晩、休日にどれだけ時間を捻出してマンガを描くかが重要となります。

その場合、役に立つのがタスク管理です。

タスク管理と一言で言っても色々なやり方、ツールがあって、それぞれの方法にメリット・デメリットがあるんですが、ここで細かく説明すると長くなるのでやめますw

ですが、兼業漫画家にとって特にタスク管理の中で重要だと思う点をあげるとすると、

「プロット、ネーム、ペン入れにかかる時間を計測し、把握する」

ということだと思います。

やらなければならないタスクは「限られた時間の中」でやらなければなりません。特に会社員の場合、仕事を終えた後の貴重な時間をどう使うかは重要です。

でも、やりたいことをリストアップするだけだと、それぞれの作業時間を無視しているので、その日のうちに全てを実行することは不可能で、タスク管理も破綻します。

そこで、一つのタスクが終わった時点で何分かかったのかを計測していき、その結果、プロットやネーム、ペン入れに自分がどれくらい時間をかけているのかを知ることができるので、そのおかげで執筆の計画も立てやすくなります。

そもそも、僕がタスク管理と出会ったのは、もうかれこれ10年以上前だった気がします。

書店に平積みされていたこの本に出会い、GTDという言葉を初めて知りました。さすがに書かれているサービスはちょっと古いですが、入門書という意味では今でも良記事がまとまっていると思います。

その後、GTDを勉強したり、ツールも、Remember the Milk、Toodledo、Nozbe など色々使いましたが、最終的にはTaskChuteというツールに落ち着きました。

この開発者のシゴタノ!の大橋悦夫さん、そして佐々木正悟さんのセミナーでTaskChuteを知ったのがきっかけなのですが、これが自分でも思った以上にハマり、これまで愛用しています。

ちなみに、大橋悦夫さんの仕事術については、マンガを描かせてもらっています^^

なんか、宣伝みたいな感じばっかりになってしまってますが(汗)いちおうもう一個だけ宣伝しておくと、つい先日、Excelだけでしか使えなかったTaskChuteのWebサービス版「TaskChute Cloud」というものが出ましたので、いまはこちらを使ってます。

まあ、ツールは好みなので、何を使ってもらっても良いと思いますが、兼業漫画家にとって命なのは、クリエイティブの神様が降りてくるのを待つことよりも、時間とうまく付き合うことだというのが、ここで僕が言いたいことです。

趣味で漫画を描いている人にとっては、もしかすると漫画作業を「タスク」として捉えるのは少し抵抗があるのかもしれませんが、タスク管理も漫画の執筆も、どちらもとても楽しく実践できているので、やったことがない人はぜひ一度やってみてはどうでしょうか?

ちなみに、このあたらしいマンガ道で一緒に主催をしている岡野純さん、ぞえさんも、タスク管理についてのマンガを執筆していますので、興味があればこちらもぜひ読んでみてください。

タスク管理で執筆は絶対に捗ると思いますので、もしこの記事を読んで、タスク管理が気になった人がいましたら、ぜひ一度試してみてもらえればと思います!


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