時々ですが、SNS等で使うアイコンの製作依頼をいただくことがあります。
つい先日も依頼をいただいて、こちらのアイコンを描かせていただきました。
ところで僕は、「アイコン制作いたします!」と自分からはあまり積極的に言っていません。
一枚絵やイラストを描くのはそれほど得意ではない…という想いがどうしても自分の中にあるからです。
それでもありがたいことにご依頼はちらほらいただきますし、ご依頼いただければやっぱり嬉しいので快く描かせていただきます。
ただ、問題は報酬。
ご依頼人は「謝礼はおいくら支払えばいいですか?」と聞いてきてくださるのですが、これがなかなか自分で決めるのは難しい。
そして答えにくい。かといって無料というのもちょっと違う。
そこで思いついた方法が、『イラストの報酬代わりに「Amazonほしい物リスト」からプレゼントしてもらう』というものです。
公開用Amazonほしい物リストをつくる
Amazonでは自分の欲しいもののリストを作ることができ、それを公開することができます。
ほしい物リストの作り方や公開方法はこちらをご参照ください。
このリストを使えば自分以外の人がそのリストの中から商品を選び、自分宛に贈ってもらうことができます。
その際、贈り主側に自分の住所は表示されません(贈り主が見ることのできる情報は、受取人の名前、都道府県、市のみだそうです)。
リストの中には、ある程度幅広い価格帯の商品を登録しておくようにします。
アイコンご依頼者には、「この中からどれでもいいのでひとつプレゼントしてもらえませんか?」と言うようにしています。
これなら「○○円お支払いください」って言うのよりずっと気楽だし、振込先や住所をやり取りすることもないので贈る側としてもラクなんですよね。
自分の「ほしい物リスト」の中から選んでもらってものなので、当然ながら間違いなく「欲しかった物」が届きますしね。
漫画家は「ほしい物リスト」を公開しておこう!
創作物に対して報酬を得ようとするのは、僕は全然悪いこととは思いません。
が、もし本人の気持ち的に「現金はもらいにくい」と感じるような場合であればほしい物リストを利用するとすごく便利だと思います。
また、作品にあまり自信がないときや知人からの依頼のときはついつい無料でやってあげたくなってしまうこともあるかもしれませんが、それはそれでかえって相手に気を遣わせてしまったり、有料でやられている方に失礼になる場合もあるかもしれません。
というわけで、漫画やイラストを描かれる方は遠慮せずにほしい物リストを公開しておきましょう!
ちなみに岡野純のほしい物リストはこちら。
岡野純のほしいものリスト
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投稿者プロフィール
- 会社員×おとうさん×漫画家。ブログ『純コミックス』(http://jun0424.com)主宰。著書にKindleベストセラーの「マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門」「やる気クエスト」 など。Amazon著者ページ:http://goo.gl/4Rw83Y