まるっちさんも書いてましたが、WEB漫画をどこに載せるか、というのは常に悩みどころですね。
僕も今まで自分のブログやnoteなどを使ってやってきましたが、今回はまたちょっと新しい試みをしてみました。
それが、「メルマガで漫画を連載してみる」ということです。
なぜ今、あえてメルマガなどという媒体で漫画を連載しようと思ったのか。
その理由は大きく2つあります。
漫画をお手元に届けることができる
ブログにしろnoteにしろ、漫画をそこに掲載していた場合読者の方は必ずそこを「見に行く」というアクションが必要になります。
読者側に求められるアクションが多いほど、漫画を読んでもらう機会を損失する可能性が高まります。
しかしメールであれば、読者側のアクションを限りなく減らすことができます。
一度登録さえしていただければ、その後は自動的に届く他のメールと同列でチェックしてもらうだけですぐ漫画を読むことができます。
しかもHTML形式のメールなので、「メール本文中のリンクをクリックしてもらう」などという手間すら必要ありません。
メールそのものを開いた瞬間、目に飛び込んできた漫画をそのまま読んでいただければいいということです。
KDPセレクトが使える(はず)
僕はWEBに掲載した漫画を、最終的には電子書籍化して出版するようにしています。
その際、できればAmazonの「KDPセレクト」(ロイヤリティアップなどの特典があるオプション)を使いたいのですが、これを利用するにはその期間中、本の内容を他所で公開してはいけないという条件があります。
ですのでブログやnoteで連載公開していた漫画をKDP出版する場合、それらの公開を取り下げるか、もしくはKDPセレクトを諦めるしかありません。
「そもそも電子書籍化する予定の漫画は、WEBで連載しなければいいのでは?」と思われるかもしれません。
しかしWEB連載には、電子書籍発売前に作品の知名度を上げられる、細かな締切が執筆のペースメーカーになるといったメリットもあります。
この「連載」と「KDPセレクト」がなかなか両立できず悩んでいたのですが、それを解決する方法のひとつとして思いついたのが今回のメルマガです。
メルマガであれば、電子書籍出版時点でその内容はWEB上のどこにも公開されていないことになります(バックナンバーも公開しませんので)。
つまり、「連載」をして、かつ「KDPセレクト」も使える、ということが可能になると思うんですよね。
もちろんAmazonさんがルールなので「絶対大丈夫」とはどうしても言えませんが、現時点では理論上問題ないはず。
というわけで、無料メルマガ「コミカル!」にて「やる気クエスト」の最新話を連載配信中です。
ぜひご登録して読んでみてくださいね!
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投稿者プロフィール
- 会社員×おとうさん×漫画家。ブログ『純コミックス』(http://jun0424.com)主宰。著書にKindleベストセラーの「マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門」「やる気クエスト」 など。Amazon著者ページ:http://goo.gl/4Rw83Y