ちわっす!いぬパパっす!
今週も元気よくいってみよー!
今日のテーマは「模写」です。
子供の頃に好きな漫画のキャラをノートに描いたりしましたよね。
いきなりオリジナルキャラから描きだす人は少ないと思うので、
何かしらの模写から、絵を描くことを始めていると思います。
そこから、自分のアレンジ加えていって
オリジナルのテイストが出来てくるわけですが、
本日おススメするのは、模写なんですが、
「ページごと模写」
です。
この記事を書くにあたって改めて描いたわけではないのですが、
以前、取り組んだので、その時のことを紹介していきます。
用意するのは、自分の好きな漫画。
描きたいページを決める。
好きじゃない漫画の描きたくもないページだと、描いててツラくなります。
当たり前か。(笑
僕は吉田聡作品が好きなので、
こちらをチョイス。
この中の「ダックテール」という話があるのですが、
自分の中の漫画ランキング1位と言っても過言ないです。
これぞ漫画という手段で表現する話だ!と思い込んでおります。
その辺のことは、話すと長く暑苦しくなるので、置いといて。(笑
分かりやすく言うと、巻末に宮崎駿がコメント寄せてます。(笑
描くページを決めます
ここにしました。
175ページ。
まー、こっからはよく見て描くのみです。
で、そん時に自分流のアレンジが出ないように注意です!
コマの中のキャラの位置とかも出来るだけ忠実に。
(僕はちょっとズレちゃってますけど)
下書きが出来ました。
次はペン入れです。ペンでの表現も出来るだけ真似るように気を付けます。
壁、服のしわの表現、集中線も手グセで描かないように。
で、ペン入れしたらトーンも貼って仕上げです。
すいません、集中線とカケアミ、ナワは同じようには再現できませんでした。
出来上がったら、吹き出し内のセリフを打ち出して
貼って、額にでも入れて飾っとくと、なんちゃって複製原画ぽいインテリアになるんで、
そこで自己満足しましょう。(笑
メリット
ここまで描いてみると、いろんな気づきがあります。
まず、コマごとの構図とか、コマの流れとかを体感出来る。
漫画を読んで分かっているはずなんですが、自分で描いてみるとよりわかります。
プロの描くそれは、やはり読みやすく自然な構図、流れになっているわけです。
僕の場合、コマごとの構図などは、自分の描きやすい形になっていることもしばしばです。
服のシワとか、サングラスの光、影の表現など
こういう描き方あるんだー。の気づきもあります。
あと、このタッチ出ないぞ?どうやって描いてるんだ?と試行錯誤してみるうちに
ちょっとテクニック上がるかも。の効果も。
デジタルで描いている方は、集中線やカケアミや斜線を描く技術を上げる必要はないのかもしれないですが、
それを効果的に使う場面がどこなのかという事を体感することは大事だと思います。
今回、記事にするにあたり文字を入れてみたのですが、
セリフの言い回し、改行、漢字カナの使い分けも、自分で打ってみると気づくことがありますね。
自分の原稿を上げるのに忙しいとは思いますが、
たまに息抜きにやってみてはいかがでしょうか。
(結構本気になって時間割いちゃいますけどね。笑)
ではでは。
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