前回の記事に引き続いて、今回は線画を描くまでをメイキングにしてみました。
振り返ると自分でも描き方が定着しそうで良いですね。
アタリ
まず頭のアタリです。丸。
関節を置いていきます。赤が腕、青が脚ですね。
サイズ感を掴みづらいので頭にアゴを描き入れています。
関節を繋いでいきます。
ラフ
脚も描いた時点で、女の子にしては脚開きすぎなことに気づきました。
アタリを捨てて別のポーズでラフを描き始めます。
わかりづらいですが、肩幅が広すぎたのでレイヤーを分けて狭い位置に線を描き直しています。
直す前の線を残しているので描いた本人にしかわからないラフになっていますが、
直す前後を比較するのが重要だと思うので残しています。
髪の毛のラフも描き込みました。
ペン入れ
ラフを薄くしてペン入れ。最近は線の太さが均一にならないよう意識しています。
完成した線画がこちら。
足の指に挑戦したりしていますね。
まとめ
途中でアタリを投げ捨てていますが、良い絵を描くためのコツは「比べる」ことだと思っています。
捨てたアタリがあったから、「もっと肩狭く」とか「脚もっと閉じて!」という改善点の発見があります。
失敗作をたくさん残しておいてもレイヤー分けしてしまえばかさばらないのがデジタルの強みでもありますので、失敗は消さずにとっておくのが良いと思います。
描く→失敗っぽいところに気づく→資料を探して改善策を立てる→もう一回描く
という流れですね。
いきなり資料を見てもほとんど模写になってしまったり、ひたすら資料を探し続けてしまったりしますが、まず描いたものを土台に本番にする形ですね。
システム開発で言うとプロトタイプモデルです。
以上、メイキングでした。
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