鳥羽さんの創作レポート11　〜自分の中で重要なポイントを考える〜

■前回の計画

• 1つの作品にかける時間を決める

 

■今回の課題

計画はうまくいっていません。
というのも、「時間をかけないと全然良く見えない」のです。

この問題を解決するためには、具体的に自分の中で重要なポイントを考えることが必要であると感じています。

例えばTwitterのアイコンを依頼されて描いたことがあるのですが、アイコンは小さいため細部にこだわるよりは早めに渡し、全体的なイメージを調整した方が喜ばれそうです。

一枚絵の場合、テーマも重要ですが大きいイラストである場合が多いので細部にもこだわる必要がありそうです。
ただし、「とにかく綺麗に」のような漠然としたポイントではなく、具体的にポイントはおさえるべきだと感じています。
今僕の中で重要と感じているのは以下のようなポイントです。

• 構図
  • いちばん重要な部分、あらかじめラフでもテーマが伝わるようにしっかりと作り込む
  • 明らかに全体の足を引っ張りそうな部分はこの段階で練習しておく
• 線画
  • 線が交わる部分を綺麗に見えるように調整する
  • 遠いものより近いものの線が細くならないようにする
• 塗り
  • 意図していない筆の跡がわかるようなムラを残さない
  • 色が馴染んでいないのであれば手段を問わずなんとかする
• 仕上げ
  • 全体の調整、特に馴染んでいない部分を調整する

 

■今後の計画

• 自分にとって重要なのは何かを考え、フォーマット化する

上記に上げたようなポイントを押さえることで、クオリティを上げつつ時間も押さえることが狙いです。

前回の計画との違いは「クオリティを上げつつ」です。
今回はクオリティとスピード、どっちも欲張っていきます。

 

では、試してきます！

 

〜おまけ〜

あたらしいマンガ道メンバーでiPad Proを購入している方が増えていますが、僕も購入していました。
今回のアイキャッチ画像のようなイメージでこたつに入りながらでも描けたりする手軽さが良いです。
これがペンタブだと家族もいるので場所がなくて置けないです。

ちなみにAstroPadというアプリを使って、MacBookProにリモート接続してクリスタを起動、iPadを液タブ代わりにして描くということをしています。
アイキャッチ画像で左手の下にあるのはMacBookProに繋がっているキーボードですね。
（いろいろ試した結果、キーボードを縦向きに置いています）

Macに繋いでいる都合上、解像度とかレスポンスがやや落ちるかなーと思いつつも手軽さが素晴らしいので当分の間デバイスを変えることは無さそうです。

 

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